自由雲台 SIRUI K-20X
新しく自由雲台を仕入れました。
SIRUIというメーカーの「K-20X」です。
「新しくー」と言っても、この製品自体は発売されて数年経っています。
それでも口コミなどで今でもこの名前が挙がるので、今回の購入に至った次第です。
最新の製品ももちろんよい面があるでしょうが、長く愛されている製品もまたよいところがあるかと思いまして(ワタシ新製品にすぐ手を出しません)。。
...あと、まぁぶっちゃけ安いんですよねw。
スペックは下記。
正直、自由雲台は敬遠してました。
垂直水平がコントロールしにくいからです。
私は商品撮影の割合が多いこともあり、専らマンフロットのギア雲台405を使用しています。
安定感、微調整能力、かなり秀逸な雲台です。
...が、それが撮影に不向きな時もやはりあるわけで。
例えば、取材的な撮影や、できるだけ機材を軽くしたい地方出張(=405は重くて大きい、また機能的にそこまで要らない)、あとは人物の撮影(フレキシブルに動かしたい)などでしょうか。
そういった撮影の際、これまでは同じくマンフロット社製の3WAY雲台を使用していました。
理由は405と共通のクィックシュー(410PL)を使用したかったからです。
...ただやはり3WAYもかさばりますね。
パン棒がピーンと張り出してて。
要は3WAYが「405が不向きな時」を全てクリアした訳ではなかったのです。
で、じゃあやっぱり自由雲台になるんじゃないの?という流れで今回のK-20Xの購入に至ったわけです。
少しでもダウンサイジングを図りたいのです。ワタシ非力なので。
雲台に関しては上述のように、410PLをベースとした使い方をしてた(=雲台を変えてもクイックプレートは共通)ので、実は人生初めてのアルカスイス互換の雲台です。
ちょっとだけ使ってみましたが、クイックシューの取り付けがまだ素人っぽいです(笑)。
K-20Xに関しては、サイズ・重量・機能・操作性・安定性など、ひとまず合格!が初感です。
あとは現場でいろいろ出てくるかもしれません。
カメラが回らないように、クイックシューにストッパー(赤いの=1枚目の写真)が付いているのもよいですね。
マンフロもこれ取り入れてほしいです。
雲台自体がどんなに優れていても、クイックプレートの取り付けがヤワいと、結局能力が半減されますからね。
...あと、ちょっと手が機械油臭くなったのは、まぁそんなもんかと言ったところですw。
made in chinaから、使える安価な機材がどんどん出てきていますね、別に中国好きではありませんが。
まぁよいものはよい、ということで。